就活研究所

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就活がめんどくさい理由|「めんどくさすぎ」からの脱却

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「就活がめんどくさい」「めんどくさすぎて何もやる気しない!」という方、多いと思います。

私はコンサルティング会社に10年以上勤めながら、月50件以上エントリーシートの添削や悩み相談を受けているのですが、本気で動けていない就活生も多いと感じています。そんな方に向けて考え方や就活の進め方をご紹介します。

 

こんな方におすすめの内容です

  • とにかくめんどうくさい!
  • 何から手を付けていいかわからない
  • いつまでに何をしたらよいかわからない
  • 就活をとにかく早く終わらせたい
  • とにかく助けて!

 

私自身も就活時代は「めんどくさい!」「とにかく早く終わりたい」と考えていました。

そんなことを考えている過去の自分に、伝えたいです。もっと楽になる方法があることを。

 

就活は何故めんどくさい?

結論、「自分で決めることが多いから」めんどくさいのです。

学校を卒業して次のステージに行くということでいうと、高校受験・大学受験と比較することができると思いますが、受験に比べて圧倒的に自分で決めることが多いからです。

 

大学受験と比較してみる

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例えば大学受験の場合であれば、下記の点を決めないといけないですがある程度、今の学力・家庭環境等から選択肢はかなり絞られている中になります。

  • 私立か?公立か?
  • 理系か文系か?
  • 学力偏差値でどのくらいの大学が目指せるのか?
  • 通える範囲はどこのエリアか?
  • 興味のある学部は?

 

また大学受験の場合は多くの方が塾や予備校に通っており相談しやすい、先生が教えてくれるという環境が整っています。

 

就活は難易度が急に上がる

当たり前ですが自分で決める為には、自分で考え、自分で調べないといけないことも非常に多いのです。

塾や予備校のように参考書がそろっているわけではありません、自身で説明会やホームページから調べないといけません。

また、学部と比較にならないほど業界があり、大学の数以上に圧倒的な企業の数が多いのです。その中から自身が働く企業を選ぶのは至難の業です。

準備スケジュールについても大学受験の場合は試験日、試験科目が決まっておりそこに向けた必要な勉強時間、内容も先生が教えてくれます。目の前の授業・宿題をこなしていればよいと道筋もある程度明確でした。

 

一方、就活は準備スケジュールについても自分で考え実行し、また相談する人は少なくいつまでに何をすべきかも決まっていません。

こう考えると多くの就活生は非常に努力を重ね向き合っているのだと思います。

難易度が急に上がりすぎですね。

 

どう考えればよいか?

 

私も就活めんどくさい、と思っていたのですがふらっと寄った本やでこんな本を見つけて、正直人生が大きく変わりました。これは大げさではなく本当にこの時から生き方が変わりました。

 本田直之氏の「面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則」という本に出合ったのです。

私が好きなフレーズを紹介します。

・面倒くさいことはほうっておくと雪だるま式に増えていく

・世の発展は究極のめんどくさがりのおかげ

・世の中の人は90%以上が面倒くさがりや

・サボった後の面倒くさいは、とんでもなく面倒くさい

・後の面倒くさいを避けるために、準備、効率化、予測!

このような内容がグサっときて、めんどくさいからこそ 事前に準備しようという風に少しずつですが、変化してきました。

そこから本田氏がおこなっているコンサルティングに興味を持ち、コンサルティング業界を目指そうと決意をしたきっかけでもあります。

 

就活をサボるとどうなるか?

めんどくさがって本気で活動しなくても業界・企業を選ばなければ就職は出来ると思います。ただし、ブラックに近い企業の可能性は高いです。

入社後に心機一転気持ちを入れ替えて、転職をしよう!人生を変えよう!と立ち上がっても遅いのです。

 

入社して間もない転職は非常に不利になります。第2新卒という考え方もありますが、1社目を3年以内に辞めているという実績がある以上、新卒で入れるよりも給与は低めな企業群への入社となるでしょう。

転職活動も数か月かかるケースもありますし、1度入った会社を辞めるのも労力がいります。仕事も1から覚え直しでスキルが付いている訳では無いので、数年遅れての再スタートとなります。

人生で考えるとこんなにめんどくさいことはありません。

 

そうです、今!この瞬間に!就活に本気で取り組もうと決意することが、一番めんどくさいから脱却するための近道なのです。

 

具体的にできること

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本気になった時にすぐにできることは以下の3つです。

①就活仲間を作る

TwitterやFacebook、交流会等インターネット上でさまざまなイベントが開催されています。そういったイベントに積極的に参加し、より意識の高い仲間を見つけることがおすすめです。

また、就活選考の中でのグループディスカッションや説明会等で連絡先を交換して情報交換をすることも有効です。

 

②逆オファーサイトを有効活用

 こちらの記事で逆オファーサイトの使い方は整理していますので是非ご覧ください。

今の時代はうまく活動をすれば企業側からオファーが来る時代です。もちろんそのまま内定にはなりませんが、有利な形で選考に進むことができる仕組みです。

 

③メンターを見つけましょう

社会人や一つ上の先輩である程度うまく就活ができている先輩を味方につけましょう。そういった方からの情報を取り入れるだけで、就活の動き方は全く変わります。

エントリーシートの添削や模擬面接に協力してもらうだけで、何倍も効率的に活動することができるようになります。多くの方に協力を依頼してみましょう。

受験よりも時間をかける

就活は人生の大きな岐路です。

1つ1つの行動は地味ですが、5年後・10年後をつくるという意味では、大学受験よりも圧倒的に重要なタイミングです。

ただ、多くの方は受験よりもお金・時間をかけないのです。

大学受験よりも時間をかけるつもりで行動量を増やせば、必ず良い結果がついてきます。努力の方向を間違わない様にしながら、コツコツ積み上げていきましょう。