ESチェックポイント|想い・感情は入ってますか?
なかなかエントリーシートが通らなくて困っている、どの様に書けば通過率が上がるのかわからないというご相談を多くいただきます。
エントリーシートには書くコツがあります。そこを抑えれば通らないエントリーシートから脱却することができます。月100件以上ESを添削している私の視点でポイントをご紹介します。
こんな方におすすめ
- 一度エントリーシートを書いたが納得感が薄い
- 書き方に自信がない
- 何となく書いていたけどこれで良いのか不安
- 書き出してもなかなか書き終わらない
- エントリーシートの通過率40%以下
もちろんすべての企業でエントリーシートを通すということは難しいですが、コツを抑えれば80%以上には持っていけます。
最後まで読むと自分らしい通過率の高いエントリーシートの書き方が実践できるようになりますので、是非ご覧ください。
目次
なぜESが通らないのか?
様々な理由がありますが、ES添削していてほとんどの方に伝えているポイントは「あなたらしさ」が足りないということです。
どこかで見たような、参考書やウェブページからコピペしたようなES内容が非常に多いです。企業側も何百枚と見る中で印象に残らない似たような内容では通さないケースが多いです。
しっかりと他の人と差別化し、あなたらしいエントリーシートに仕上げることが重要になってきます。
事実の羅列になっていませんか?
特に学生時代力を入れたこと(ガクチカ)については差が出やすい項目です。
ご自身のガクチカをチェックしていただきたいのですが、事実の羅列だけになっていないでしょうか?
例えばこんな内容です
私はテニスサークルのリーダーをしていました。サークルメンバーは100名以上いたのですが、練習の出席率が低くその点を改善しました。原因は本気でやりたい人とそうでない人の意識差であると考えました。
そこで、3つの対策を打ちました。1つ目はそれぞれを理解するために何を目指してサークルで活動しているかを共有しました。2つ目に練習内容の見直しをしました。どのような意識のメンバーでも楽しめるような実戦形式を多く取り入れました。3つ目は練習日程が不定期だったのを曜日・時間を決め定期的におこなうようにしました。以上の結果、出席率が大きく改善しました。
よくあるケースです。対策がどうなの?という点は置いておいて、ここにあなたらしさは入っていますでしょうか?
答えはNoです。あなたの人柄や想いが入っていないので非常に淡々とした文章になってしまっています。これが事実の羅列ということです。
ではどうすればよいか?
シンプルにあなたが感じたことや思ったことの感情面を2~3か所入れましょう。そうするだけで大きく印象が変わります。
さらには、なぜそこに力を入れようと思ったのか?も分かるとさらに良いです。
先ほどの例文で見ていきましょう。
私はテニスサークルのリーダーをしていました。大好きなサークルの団結力をさらに上げるべく変革をしたかった為です。サークルメンバーは100名以上いたのですが、練習の出席率が低くその点を改善しました。出席率が毎回下がっており危機感を感じていました。原因は本気でやりたい人とそうでない人の意識差であると考えました。
そこで、3つの対策を打ちました。1つ目はそれぞれを理解するために何を目指してサークルで活動しているかを共有しました。2つ目に練習内容の見直しをしました。どのような意識のメンバーでも楽しめるような実戦形式を多く取り入れました。3つ目は練習日程が不定期だったのを曜日・時間を決め定期的におこなうようにしました。以上の結果、出席率が大きく改善し団結力も向上し嬉しい気持ちでいっぱいでした。
いかがでしょうか?
感情面を入れすぎると感想文になってしまいますが、2~3か所程度入れるとあなたの人柄や人間性が出て、魅力的にうつります。
企業側が見ている視点
学生時代力を入れたことを何故多くの企業はエントリーシートに入れているのでしょうか?
それはどんな時に頑張れるのか?力を発揮するのか?会社に入ってもその努力はできそうか?ということを見るために入れています。
そうすると感情面が入っていた方が、再現性があるのかを判断できますし企業に入った後似た状況になった際の状況を想像しやすいのです。
まとめ
この記事で伝えたいことは、1点。
「想い」「感情」を入れるということです。
事実以外にも感情面入れても良いのですか?と質問いただくケースがありますが、断然入れたほうが良いです。
ご自身のエントリーシートをもう一度見直してみて感情面を少し入れてみましょう。
それ以外にもエントリーシートの書き方整理してますのでこちらの記事も参考にしてみてください。