業界バラバラで就活を戦う方法|「業界が絞れない」あなたへ
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就活で業界の絞り込みが難しい、業界を絞れないという声をよく聞きます。そんなあなたに月50件以上エントリシートの添削や模擬面接、就活相談に乗っている私の視点で、上手な絞り方と絞らずに戦う方法をお伝えします。
また日頃は企業コンサルティングをおこなっていますので、その視点でもお伝えします。
こんな方におすすめ
- 業界を絞れず困っている
- 絞り方がわからない
- いろんな業界を見てから決めたい
- 絞らないで就活を進めようと思っている
- 業界を絞るのが不安
既に業界を絞っている、絞った理由も明確である方は今回の記事は必要ないかと思います。少しでも迷っている方には是非プラスになる内容だと思いますので、最後までご覧ください。
最後まで読むとこんなことがわかります。
- 業界の上手な絞り方
- いつまでに絞るべきか?
- 絞らないで戦う方法(後半で解説します)
目次
- こんな方におすすめ
- いつまでに業界を絞るべきか?
- 絞ることでエントリシートも効率化
- どうすれば絞り込めるの?
- この業界が合わないかなと思ったら
- 有名企業のつまみ食いはダメ
- 業界バラバラでも戦う方法
- まとめ
いつまでに業界を絞るべきか?
結論3年生の10月までに2業界に絞るのが理想的なスケジュールです。
早いに越したことはありませんが、10月末時点で2業界まで絞れていれば非常に余裕をもって就活を進めることができます。
なぜ10月末なのか?
スケジュールを逆算して考えましょう。
- 4年 6月~ 面接解禁
- 3年 3月~ 説明会解禁
実際は6月になれば内定がバンバン出るようになります。
3月には面接を始める企業も多いです。
12月~1月の冬インターンは選考直結形式が多いです。表向きは出していなくても優秀な学生がいたら企業側からのアプローチも増えます。
インターンも選考だと考えて参加しましょう。
そのため、10月に絞っておくと12月頃~の冬インターンも業界を絞って回ることができます。早期内定も狙えるタイミングです。
なぜ2業界なのか?
早めに少なく業界を絞ることで内定獲得率は非常に高まります。
当たり前ですが面接官としては多くの業界を受けているより、業界を絞って受けている学生の方が本気度が高いと判断するからです。
また、業界研究も長い時間でき大手だけではなく中小の企業も受けられるようになります。そのため、業界内の説明会にも多く参加できるので、業界は早めに絞ることをおすすめします。
目安としては2業界。
3業界以上を詳しく調べ切るのは、現実的に難しいのです。
絞ることでエントリシートも効率化
業界を絞ることでエントリシートや面接準備も効率化できます。
志望動機の内容は大きく2つに分けられます。1つ目が業界の志望動機、2つ目が企業の志望動機。
同じ業界であれば、1つ目の業界の志望動機はほぼそのまま他の企業でも使えます。
どうすれば絞り込めるの?
そうは言っても絞り込む具体的な方法はどうすればよいのでしょうか?
何となく興味がある業界と絞るのも一つですが、データ面・人の面2つの軸で絞ることをおすすめします。
データで絞る
詳しくご自身で調べるのではなく、既に就活用にまとまっている資料があるので参考にしましょう。
この2つの書籍は、正直就活には必須と言っても良いでしょう。ただ、実際に持っていない就活生が圧倒的に多いので、持っているだけ・活用できるだけで相当有利に進めることが出来ます。業界を絞り込むタイミングでしっかりとデータをもとに考えましょう。
また、大学のキャリアセンターに準備されているケースが多いので、大学に行くタイミングで寄ってみるのも一つの手です。
業界地図でわかること
- 業界の将来性
- 業界の市場規模、売上
- 現状の業界の全体像
- 企業同士の関係性
- 新業界の動向
以上のことがわかりやすく地図で示されているので、必ず志望業界はチェックしましょう。
もちろん、業界が伸びている方が今後活躍する場も多いので給与も上がりやすい、成果が出やすいということになります。
就職四季報でわかること
-
平均年収/初任給とその内訳/ボーナス
-
昇給/給与格差(35歳最高・最低・平均賃金)
-
海外赴任先とその人数
-
配属勤務地・部署
- 新卒3年後離職率/全従業員の離職率
- 従業員数/平均年齢/平均勤続年数
- 有給取得状況/週休/夏期・年末年始休暇
- 残業時間・残業代
かなり細かく就活生向けに1303社分記載されています。これを見ない手はありません。志望業界のメイン企業をデータで把握するのに最適です。
昨年までの実績をもとにES内容や面接の回数等も記載されています。
人で絞る
各業界で働く人によって性格やタイプが異なります。例えば私がコンサルティングの中で出会うことが多いサービスの方ではこんな形です。
- 飲食業=情熱的な方、熱意を持っている方が多い印象
- 小売業=飲食に比べると冷静・分析タイプの方が多い印象
業界によって特徴があるので、なるべく多く気になっている業界の方とお会いすることをおすすめします。
※合う合わないを正確診断から判断してもらう方法はこちら
熱意を持てるか?
データ、人に加えてご自身の想いを考慮して決めましょう。
いくら業界が伸びていてもワクワクしない業界もあれば、業界は停滞気味だが昔からの夢、ワクワクするということであれば、ワクワクする方を選んだ方が幸せな社会人人生になるかもしれません。
もちろん生活がありますので、ワクワクだけで選ぶことは難しいですがご自身の気持ちに照らし合わせて検討してみましょう。
この業界が合わないかなと思ったら
業界研究を進める中で、少し違和感がある・違うなと思ったらすぐに変えても問題ありません。一度進んだ道だからといって後悔するケースも多いです。
最初にお伝えした10月末までに2業界に絞るというスケジュールで動いていれば、変えても遅くはありません。そのためになるべく早く絞る意識が必要です。
有名企業のつまみ食いはダメ
人気企業・大手企業を各業界からつまみ食いするように動かれる方もいます。
これは一番やってはいけないパターンです。上位5%ほどの超優秀な方以外は、ほぼ失敗します。人気企業は志望者も多いので厳しい戦いです。その中でろくに業界研究ができておらず、企業のイメージだけで受けても通過できません。
しっかりと業界を絞る前提で就職活動を進めていきましょう。
業界バラバラでも戦う方法
そんな中でも業界がバラバラでも複数社内定を取っている方もいます。
その方はどのような戦略で戦っていたのでしょうか?
キーワードは「自分軸」です。
業界は違えど共通の軸で、それを実現できることという視点で企業を選定すれば十分戦えます。業界研究は深くできないかもしれませんが、その自分軸を磨くことに時間を掛けられます。
例えば、
- 世界の飢餓を無くしたい
- 子育てをもっと楽しいものにしたい
- 日本の教育を変えたい
- 困っている人に一歩踏み出す勇気を与えたい
これらの様な軸があればメーカーでも出版でも小売店でもかなえられる可能性があります。
こういった軸をもって業界バラバラでも戦うこともできますので、ご参考ください。
まとめ
- 基本は10月末までに2業界に絞りましょう
- 業界地図・就活四季報を使って確実に情報を取りましょう
- 絞らない場合は「自分軸」を設定しましょう
以上、業界バラバラで就活を戦う方法についてでした。