すぐできる!自己PRの書き方/例文で解説
◆困惑する「自己PR」
エントリーシートには「自己PR」や「強み」欄があります。
何を書いたら良いのか?どのように書いたら良いのか?
迷っている方が非常に多いかと思います。
正直、書き方を迷っても意味がありません。
何故なら自己PRの書き方は「型」があるからです。
その「型」通り自分の強み・エピソードを書いていけばすぐに書けるようになります。
◆評価される「自己PR」は?
まず、何故多くの企業で自己PR欄を設けるのでしょうか?
あなたの特性を見抜く為? ではありません。
あなたがいつどのような良い行動をするのか?
その行動に再現性があるのか?を見ているのです。
例えば、
・チームで動いていた時どのような行動をするのか?
・困った時どのような考え方をするのか?
同じように強みであることを再現性高く発揮してくれるか?がポイントです。
その結果、活躍するイメージが持てそうかを見ています。
◆何が強みかわからない
そうは言われてもご自身で何が強みかわからないという方も多いでしょう。
無料の診断ツールが多く存在していますので、是非そのツールを使って
みるのをおすすめします。
または、友人や両親に自身の強みを聞いてみるのもおすすめです。
自分では気づいていない強みを教えてくれるケースが多いです。
LINEに「私の強みは?」と6文字打つと教えてくれます。笑
◆すぐに書ける5ステップ
自己PRは書き方が既に決まっています。5つのステップで書いてみましょう。
①強みを明示「私の強みは〇〇です」「私は〇〇を大事にしています」
②エピソード概要「〇〇の時にも意識しました」「発揮できたと思います」
③その時発揮できた理由「〇〇のため、張り切っていた」
④具体的エピソード(現状→課題→行動→結果)
⑤入社後の活かし方「入社後も〇〇を大事にしたい」「〇〇の際に発揮したい」
①強み
ここでは一文でわかりやすく強みを書きましょう。
例
「私の強みは決めたことを最後までやり抜くことです」
「私はチームで動くときには想いの共有を大事にしています」
②エピソード概要
ここも一文でエピソードの大枠を伝えましょう。
「サッカー部で部長だった際も強みを発揮できたと考えています」
「居酒屋のアルバイトでも想いの共有を大事にしました」
※「〇〇の時も強みを発揮しました」と言い切る書き方は
マイナス評価になるケースがありますので注意しましょう。
③その時強みを発揮できた理由
この項目は抜けがちです。文字数が300文字以下の際は省いて構いません。
ただしこの理由を入れることでエピソードの納得度がぐっと上がります。
短い文章を入れるだけでOKです。
例
「私は入学時から地方大会で優勝することを目指していました」
「小さいころから留学が夢でした」
④具体的エピソード
この部分がメインであるので文章ボリュームは一番多くなる箇所です。
「現状」「課題」「対策」「結果」から構成されます。
現状・・・以前はどのような状態であったのか?
課題・・・その現状で課題をどう定義したのか?
対策・・・課題に対してどのような行動を取ったのか?
結果・・・行動した結果どうなったか?
ポイントは「超具体的」に書くことです。
必ず数字を使うようにしてください。
△:コミュニケーションを増やしました。
〇:週1回のミーティングを週3回に増やしコミュニケーションの活性化
※現状→課題→対策→結果 が論理的に繋がっているか注意してください。
対策と結果が結びつかないケースも多くみられます。
⑤入社後の活かし方
入社後にどのように活かせるか書きましょう。
ここは、本当に一文だけにしてください。
入社後で仮定の話ですので膨らませてもあまり意味がありません。
ただの妄想フェーズです。
例
「私の最後までやり切る力を活かし、貴社で困難があった際もも最後までやりきります」
「貴社の業務でも目的を確認してから進めることを意識します」
以上の型にはめて、まずは自己PRを完成させましょう。