脱・学生言葉|すぐに使える敬語表現
エントリーシートを記入する時や面接での受け答えでついつい普段使っている「学生言葉」が出るケースがある。幼い印象を与えるだけではなく、社会人としてマナー不足と捉えられてしまう可能性があるので、しっかりと使える表現を覚えておきましょう。
エントリーシートを毎月50件以上添削している私から見てよくある幼い表現とその改良ポイントを整理しています。
こんな方におすすめの記事
- 敬語が苦手
- 言葉遣いが汚いという自覚がある
- 社会人と話すタイミングが少ない
- 丁寧な表現を意識したことがあまり無い
- エントリーシートを書いていて困った
目次
◆敬語表現
敬語は意識しないとなかなかうまく使うことができません。
ただし一度覚えて使いだすと良く使う表現は決まっているので、社会人になってからも非常に有効に使うことが出来るので、是非この際覚えてしまいましょう。
- 見ました → 拝見しました
- 見て頂きましたか? → ご覧になりましたか?
- 先ほど伝えた~ → 先ほど申し上げた~
- 言っていたことは~ → 仰っていたことは~
- 知っていますか? → ご存知ですか?
- 知っています → 存じています
- 行きます → 伺います、参ります
- 着ている洋服 → お召しになられている洋服
- 〇〇さん、おられますか? → いらっしゃいますか?
正確には「謙譲語」や「尊敬語」をしっかりと理解し使い分ける必要がありますが、そこまで意識していなくても問題ありません。
まずはここに出てきた言いかえを自分の言葉として使える練習してみましょう。
「~させていただく」連呼
これは社会人になってからも使っている方が多いですが、「~させていただく」を多く使っているとあまりきれいな日本語ではありません。内容が全く入ってこないくらい使っている方も残念ながらいます。
~させていただく、を過度に使うと印象が良くありませんので、ご注意ください。
メール文でも同様です、注意しましょう。
◆表現言いかえ
敬語表現では無くても、学生言葉・若者言葉としていくつか失礼な表現を記載します。無意識で使っているものは、しっかりと意識して使えるようにしましょう。
- 了解しました → 承知しました、かしこまりました
- 参考になりました → 勉強になりました、学びになりました
- 大丈夫です → 問題ありません
- バイト → アルバイト
- 社員さん → 社員
- 頑張った → 力を入れた
- ~とか → ~など
- すみません → 申し訳ありません
- でも → しかし
- ちょっと → 少々
- あとで → 後程
このあたりを抑えておくと、しっかりと仕事ができるイメージを持ってもらいやすくなりますので、是非抑えておきましょう。